痒みに効く塗り薬でアンチエイジング?子供だけじゃない大人に効果ありな肌荒れ対策&アンチエイジング

年中、アレルギー等によって肌が痒いって人、最近では多くなってきているみたいですね。

季節的には特に春や秋から冬にかけて「乾燥」する時期に発症するようです。

例にもれず我が子たちも痒がる痒がる
体が温まる食事の後やお風呂の後など血行がよくなると、途端に痒がるんです。
ボリボリ掻いて血が出るんじゃないかと思うくらい。

肌が弱いの一言で済むの? これってアレルギーの一種?

いいえ、どうやら「乾燥」が原因らしいです。

皮膚科に行ってアレルギー反応やら色々調べて、原因が「乾燥」とわかってからは、家には保湿薬(数種類)が常備されるようになりました。

なくなりそうなら病院へ行って処方してもらう。なにせ子供の医療費は無料なのですから…

病院に行って症状を話すと、結果やっぱり「乾燥です」の答え。

症状がまだ軽い方なので塗り薬が処方されました。

その塗り薬といえば…

少し前に女性を中心に話題になって品薄にもなりましたね~
アンチエイジングにもいいと言われた

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「え、そうなの?家にはいっぱいありますけど…」って思ったこともありましたw~

今では、同等品が簡単に手に入るみたいです。

ヒルドイドは、ヘパリン類似物質を主成分とする外用薬。
高い保湿性と血行促進、抗炎症作用の効果に加えて、線維芽細胞増殖抑制作用があります。

そんな人気のある保湿剤は、どんな効果が期待できるか調べてみました。

その話題になった「ヒルドイド」って?

保湿効果

ヒルドイドの効果で代表的なものが、皮膚の保湿効果。
ヒルドイドの有効成分ヘパリン類似物質が皮膚内に浸透、水分を引寄せて保持することで、保湿効果があるようです。

また角質に水分を保持する作用も認められています。

血行促進効果

ヘパリン類似物質には、血行促進効果もあって、特に「しもやけ」による痛みは血行障害などが要因であるため、ヒルドイドによって血行が促進され、痛みの緩和が期待されます。

ほかにも、打撲や捻挫などの外傷後の腫れを抑えたり、筋肉痛や関節痛を和らげたりする効果も。

抗炎症効果

抗炎症効果で炎症性疾患に効果が期待されます。

線維芽細胞増殖抑制効果

線維芽細胞の増殖を抑える作用があるヘパリン類似物質は、ケロイド等の治療や予防にも使用されます。

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「ヒルドイド」に期待できる美容効果

本当はヒルドイドは美容目的で購入したり処方されるものじゃないんですね。(一時期問題になりました)

話題になった「美容効果」も根拠がないんです。ただ、乾燥や血行不良に対して効果はありるので、間接的?に改善されたこともあるそうです。

ニキビの改善

ニキビへの直接的な効果や毛穴のつまりを改善する効果はないんですが「ヒルドイド」は、ケロイドの治療と予防に使用されるため、ニキビあとの傷痕の改善は期待できそうです。

目の下のクマの改善

目の下のクマが改善するという根拠はないみたいですが、クマは肌を下に引っ張ると色が薄くなるのが特徴で、主な原因は血行不良とされています。血行促進作用がある「ヒルドイド」は場合によっては処方されることがあるそうです。

顔のシミ・シワの改善

シミ・シワの改善についても根拠はないそうです。
乾燥を放置すると、紫外線などの刺激によって肌炎症を起こし、シミが発生。
また、乾燥小ジワの原因も肌の乾燥です。

保湿効果のある「ヒルドイド」は、皮膚の乾燥に使用されることがあります。

軟膏とクリームの使い分け

ヒルドイドには、軟膏やクリームなどがあります。
効果に大きな差はありませんが使用感の違いで選びましょう。

ソフト軟膏

白いクリーム状チューブタイプ。少し油っぽく、伸びずらさはありますが、乾燥しづらいのが特徴。

クリーム

伸びがよく、べたつき感が少ないのが特徴。ベタベタ感が苦手という方に。

ヒルドイドの副作用には何がある?

ヒルドイドの主な副作用は「痒くなる」「皮膚が赤くなる」「発疹」など。
ただ、発現頻度は5%未満で重大な副作用は確認されていないようです。

ただし、使用中に気になる症状がある際には、使用を中止し早期に医師に相談しましょう。

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まとめ

  • ヒルドイドは基本保湿薬です。他にも血行促進や抗炎症効果が期待されます。
  • 話題になった美容効果、アンチエイジングそのものに関しては効果に根拠はないが、上記の効果によって処方されることがある。
  • 薬なので副作用が確認される場合があるが、重症化の事例はなく発生率も低い